更新: 2008.4.2
計算機化学演習 担当  金賢得
講義内容
本演習では京都大学学術情報センターの教育用計算機システムを用いて、計算機実験 の基礎を実習する。計算機システム(Linux)の使い方やFortranプログラミングの初 歩を学び、後半は分子動力学シミュレーションの課題に取り組む。 受講者はあらかじめ教育用計算機システムの利用登録をしておく必要がある。http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/services/ecs/
講義予定
I.Linuxの基本的な使い方
[第1回] ログインとログアウト
     基本的なコマンド
     emacsによるテキスト編集
     プログラムのコンパイルと実行
II.Fortranプログラミングの基礎
[第2回] プログラムの基本的な流れを理解する
[第3回] 組み込み関数を利用する
[第4回] 条件文(=IF文)を活用する
[第5回] DO文を使用する
[第6回] 配列変数を使用する、倍精度型の変数で計算する
[第7回] SUBROUTINE−CALL文を活用する
[第8回] データの入出力をファイルで行なう
III.分子動力学シミュレーション
[第9回] gnuplotによるデータのグラフ化
[第10回] 時間発展のアルゴリズム−Euler法とVerlet法−
[第11回] 分子力場と力の計算−1粒子の場合−
[第11回] 分子力場と力の計算−多粒子の場合−
[以下は時間的に余裕が生じた場合に行う]
数値実験データの統計処理
乱数の使用
境界条件の設定
成績評価の方法
毎回の課題をこなすことで出席点(1回あたり5点×12回=60点満点)
期末にレポート提出(60点満点)
61点〜80点→可
81点〜100点→良
101点〜120点→優
教科書
参考書