更新:2008.9.11
生物化学演習 担当 三木邦夫,杉山 弘,板東俊和,
   白石英秋,秋山芳展,森 博幸
講義内容
生物化学 I, II, III,ケミカル・バ イオロジーの講義内容, あるいはこれらに関連が深いことに関する演習を行う. また,生物化学の実験における実験計画のたて方,実験手法, 実験結果の解釈の仕方などについて概説する.内容は,DNA組み換え技術, 遺伝子発現の制御,タンパク質生合成,構造生物学とタンパク質結晶学, ケミカル・バイオロジーの手法などを含む.

1)「遺伝子とその解析」
 遺伝子の解析方法を原著論文に即して演習し,DNA組み換え等の分子生物学 ・生化学実験の実際を学ぶ.

2)「蛋白質の動態と機能」
 以下に関する実験を原著論文に即して演習 する.
1.蛋白質の細胞内局在化,2.蛋白質のフォールディングと品質管理の機構, 3.蛋白質の細胞内局在化による遺伝子発現調節

3)「構造生物学とタンパク質結晶学」
 生体高分子の構造・機能相関に 関する構造生物学研究, タンパク質・核酸の立体構造を原子レベルで決定するための結晶構造解析につ いて,演習を交えて概説する.

4)「ケミカルバイオロジー」
 1.DNAの化学合成,2.機能分子とし てのDNA,3.DNAに働く機能分子
講義予定
第1回 ケミカルバイオロジー(その1)(担当:杉山,板東)
第2回 ケミカルバイオロジー(その2)(担当:杉山,板東)
第3回 ケミカルバイオロジー(その3)(担当:杉山,板東)
第4回 遺伝子とその解析(その1)(担当:白石)
第5回 遺伝子とその解析(その2)(担当:白石)
第6回 遺伝子とその解析(その3)(担当:白石)
第7回 構造生物学とタンパク質結晶学(その1)(担当:三木)
第8回 構造生物学とタンパク質結晶学(その2)(担当:三木)
第9回 構造生物学とタンパク質結晶学(その3)(担当:三木)
第10回 タンパク質の動態と機能(その1)(担当:秋山,森)
第11回 タンパク質の動態と機能(その2)(担当:秋山,森)
第12回 タンパク質の動態と機能(その3)(担当:秋山,森)
成績評価の方法
出席点,授業中の演習,レポートによ る.
教科書
 
参考書