京都
大学- 理学研究科- 化学専攻- 生物構造化学研究室-
三木研究室
研究室紹介
生物が生命を維持するために必要なすべての化学反応は,触媒として働いている非常に多くの種類のタンパク質が互いに協力することによって担われています.
タンパク質は20種類のアミノ酸が鎖のようにつながった高分子(ポリマー)ですが,実際に私たちのからだの中で働くときには,その鎖がタンパク質の種類ご
とに決まった形に折れたたまれていて,特定の立体構造を形成しています.どのように折れたたまれているかということが,非常に多くの生体内化学反応を極め
て巧みに制御することに密接に関係しています.したがって,タンパク質分子の立体構造を知ることは,それぞれのタンパク質の働き,すなわち,生命現象をし
くみを理解する上で必要不可欠なことです.私たちの研究グループは,タンパク質の立体構造を決定して,それぞれのタンパク質がつかさどる生命反応の分子メ
カニズムを研究しています.そのために,タンパク質の結晶をつくり,X線回折法によってその立体構造を実験的に決定しています.得られる立体構造から,生
命現象のさまざまなメカニズムを理解することができます.