京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科の中村亮介先生との共同研究の成果について、京都大学からプレスリリースを行いました。植物の葉は、それを食料とする植食者による攻撃から身を守るさまざまな仕組み(葉毛など)が備わっているそうですが、本研究では、分解過程において、葉の表面に存在するケイ酸質の葉毛に中型大型土壌動物による分解を抑制する作用が存在することを示すエキサイティングな結果が得られております。私たちは電子顕微鏡による形態観察や元素分析を行い、微力ながら貢献させていただきました。
詳しくは専門家の中村先生が書かれたプレスリリースをご覧ください!
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-11-25
論文はこちら
Silicious trichomes as a trait that may slow down leaf decomposition by soil meso- and macrofauna
Ryosuke NAKAMURA*, Gaku AMADA, Hirofumi KAJINO, Kei MORISATO, Kazuyoshi KANAMORI, Motonori HASEGAWA
Plant Soil, published online.
10.1007/s11104-021-05223-1
東京大学の佐久間渉さん、齋藤継之先生らとの共同研究の成果について、東京大学からプレスリリースが行われました。低環境負荷材料としても注目を集める木材由来のセルロースナノファイバー材料の中でも、齋藤先生らが手がけるTEMPO酸化型のものはファイバー径が極めて細く、透明な均一分散液が得られることが知られています。この分散液を用いてイオン架橋されたゲルを作製し、常圧乾燥により低密度の多孔体を得ることができました。高性能断熱材としての利用が期待されます。
詳しくはこちらから
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20210225-1.html
論文はこちら
Mechanically strong, scalable, mesoporous xerogel boards of nanocellulose featuring light permeability, thermal insulation, and flame self- extinction
Wataru SAKUMA, Shunsuke YAMASAKI, Shuji FUJISAWA, Takashi KODAMA, Junichiro SHIOMI, Kazuyoshi KANAMORI, Tsuguyuki SAITO*
ACS Nano 15, 1436-1444 (2021).
10.1021/acsnano.0c08769
指導学生の原瑶佑くんが物質・材料研究機構の坂牛健先生のグループと行なっている共同研究が、米国化学会のThe Journal of Physical Chemistry C誌に掲載され、表紙絵にも採択されました!カッコイイ表紙絵になりました。おめでとうございます!
Tunable and well-defined bimodal porous model electrodes for revealing multiscale structural effects in nonaqueous Li–O2 electrode process
Yosuke HARA, Manami ONO, Shoichi MATSUDA, Kazuki NAKANISHI, Kazuyoshi KANAMORI, Ken SAKAUSHI*
J. Phys. Chem. C 125, 1403-1413 (2021).
10.1021/acs.jpcc.0c10446
愛知県警と行なっている犯罪捜査のための研究への貢献に対し、当研究室に感謝状が送られました!公共の利益のために研究を行えることは私たちにとっても喜ばしいことです。研究員の森里恵さんに多大な貢献をいただいています。ありがとうございます。
大阪府立大学の徳留靖明先生のグループとのLDH系エアロゲルに関する共同研究が、米国化学会のLangmuir誌に掲載され、表紙絵にも採択されました!筆頭著者の竹本晶紀さんの力作。おめでとうございます!
Synthesis of crystalline and transparent aerogel composed of Ni-Al layered double hydroxide nanoparticles through crystallization from amorphous hydrogel
Masanori TAKEMOTO, Yasuaki TOKUDOME*, Daisuke NOGUCHI, Ryota UEOKA, Kazuyoshi KANAMORI*, Kenji OKADA, Hidenobu MURATA, Atsushi NAKAHIRA, Masahide TAKAHASHI
Langmuir 36, 9436-9442 (2020).
10.1021/acs.langmuir.0c01292
2005年より当研究室の准教授として活躍された中西和樹先生が名古屋大学 未来材料・システム研究所の教授としてご栄転されました!今後のさらなるご活躍を祈念しています。
教授昇任祝賀会@THE SODOH東山での集合写真です。
高性能透明断熱材をはじめとした、ユニークな応用の可能性を秘めた材料として取り上げられました。NEWSLINEの本放送は9月6日(木)、再放送が翌日の7日(金)でしたが、9月25日(火)の午前9時台からも5回放送されたようです。
また、以下のBiz Streamについては、2018年10月6日まで視聴できます。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/vod/bizstream/2074016/
(16:00あたりから)
こちらからも見れるようです。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/videos/20181001091937722/
(0:00から)
理学研究科ウェブサイト
http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/ja/news/detail_903.html
取材時の様子。
私たちはこれまで、無機部位を高分子化したネットワークをもつ低密度多孔体(エアロゲル)の研究を進めており、圧縮変形に対して高い柔軟性を示すことを報告してきました。今度の研究では、無機部位だけでなく有機部位をも高分子化したネットワークをもつエアロゲルを作製することに成功し、このエアロゲルが圧縮変形だけでなく大きな曲げ変形に対しても柔軟性を示すことを見出しました。高性能透明断熱材をはじめ、油吸収剤やセンサーなどユニークな応用の可能性を秘めている材料です。
Superflexible multifunctional polyvinylpolydimethylsiloxane-based aerogels as efficient absorbents, thermal superinsulators, and strain sensors
Guoqing ZU*, Kazuyoshi KANAMORI*, Ayaka MAENO, Hironori KAJI, Kazuki NAKANISHI
Angew. Chem. Int. Ed., accepted for publication.
Featured as Very Important Paper (VIP)
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大学発ベンチャー表彰2017 http://www.jst.go.jp/aas/award.html
これまでの研究成果が高く評価されて良かったです!おめでとうございます!
お、お、おめでとうございます・・・
お、おめでとうございます。
おめでとうございます!
博士後期課程の朱君のリン酸ジルコニウム多孔体に関する研究論文が英国王立化学会New Journal of Chemistryに掲載され、表紙絵にも採択されました。
Synthesis of robust hierarchically porous zirconium phosphate monolith for efficient ion adsorption
Yang ZHU, Taiyo SHIMIZU, Takara KITASHIMA, Kei MORISATO, Nirmalya MOITRA, Nicolas BRUN, Kazuyoshi KANAMORI*, Kazuyuki TAKEDA, Masamoto TAFU, Kazuki NAKANISHI*
New J. Chem. 39, 2444-2450 (2015).
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京都大iCeMSの古川修平准教授・北川進教授グループとの共同研究で得られた配位高分子からなるモノリス型多孔体についての論文が英国王立化学会Chemical Communicationsに掲載され、表紙絵にも採択されました。
Mechanically stable, hierarchically porous Cu3(btc)2 (HKUST-1) monoliths via direct conversion of copper(II) hydroxide-based monoliths
Nirmalya MOITRA, Shotaro FUKUMOTO, Julien REBOUL, Kenji SUMIDA, Yang ZHU, Kazuki NAKANISHI, Shuhei FURUKAWA, Susumu KITAGAWA, Kazuyoshi KANAMORI*
Chemical Communications 51, 3511-3514 (2015).
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水素化シルセスキオキサン(HSQ)多孔体の研究を発展させ、Si-H部位を含むヒドロシラン分子を修飾剤として用いた新しい高速・高効率表面修飾法を開発しました。無機酸化物だけでなく、樹脂や繊維など様々な材料と共有結合による修飾が可能となりました。
Surface functionalization of silica by Si-H activation of hydrosilanes
Nirmalya MOITRA, Shun ICHII, Toshiyuki KAMEI, Kazuyoshi KANAMORI, Yang ZHU, Kazuyuki TAKEDA, Kazuki NAKANISHI*, Toyoshi SHIMADA*
Journal of the American Chemical Society, 136, 11570-11573 (2014).
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2013年12月に開催された、The eighth International Forum on Ecotechnologyにて、D1の朱陽君がBest Presentation Awardを受賞しました。
2013年度の京都大学総長賞にD3の早瀬元君が選ばれました。
2013年10月21-23日に開催された第3回CSJ化学フェスタのポスター発表で、D3の早瀬元君が優秀ポスター発表賞を受賞しました。
TBSラジオ 「森本毅郎・スタンバイ」現場にアタックにD3の早瀬元君が出演し、マシュマロゲルについて解説しました。
マシュマロゲルに関する成果が科学雑誌Newton 2013年12月号 SCIENCE SENSORに掲載されました!
マシュマロゲルに関する成果がメディア等で紹介されています。
A superamphiphobic macroporous silicone monolith with marshmallow-like flexibility
Gen HAYASE, Kazuyoshi KANAMORI*, George HASEGAWA, Ayaka MAENO, Hironori KAJI, Kazuki NAKANISHI
Angewandte Chemie, International Edition 52, 10788-10791 (2013).
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2013年8月1-2日に開催された日本ゾル−ゲル学会第11回討論会のポスター発表で、M2の森元さんがベストポスター賞を受賞しました。おめでとうございます!
2013年6月16-20日に開催されたHPLC2013のポスター発表で、D3の早瀬元君がThe 30 best postersに選ばれました。これを励みにますます頑張ってください!
2013年6月12-14日に開催された繊維学会年次大会のポスター発表で、D3の早瀬元君が若手優秀ポスター賞を受賞しました。これを励みにますます頑張ってください!
本日22時54分からのTBS「未来の起源」(関東・東海地区)でD3の早瀬元君が若手研究者として紹介されました。
学術出版社であるWileyのブログ記事「論文のソーシャル・インパクトを示すAltmetric scoreを、Angewandte Chemie, Advanced MaterialsなどWileyの一部ジャーナルで試験的に導入開始」で、マシュマロゲルの論文が例として紹介されています。
2013年3月17-19日に開催された日本セラミックス協会年会のポスター発表で、D3の早瀬元君が最優秀賞を受賞しました。これを励みにますます頑張ってください!受賞に関する記事はセラミックス 第48巻 7月号に掲載される予定です。
日本セラミックス協会誌 セラミックス vol.48 5月号の「Grain Boundary 〜行事だより〜」に金森助教とD3早瀬君が書いたHybrid Materials 2013に関する文が掲載されました。
マシュマロゲルもちゃっかり宣伝されています。
(独)海上災害防止センターが発行する機関誌「海上防災」4月号でマシュマロゲルが紹介されました。
化学同人から出版されている月刊化学 2013年3月号の「化学掲示板 新聞に載った注目記事(1月)」内でマシュマロゲルに関するインタビュー記事が掲載されました。
17時頃、マシュマロゲルが紹介されました!写真は金森助教がPMSQエアロゲルについて解説している場面です。
マシュマロゲルに関する成果がメディア等で紹介されています。
Facile synthesis of marshmallow-like macroporous gels usable under harsh conditions for the separation of oil and water
Gen HAYASE, Kazuyoshi KANAMORI*, Masashi FUKUCHI, Hironori KAJI, Kazuki NAKANISHI
Angewandte Chemie, International Edition 52, 1986-1989 (2013).
ダウンロードはこちら
昨年度まで研究室で活躍していた長谷川君の本がSpringerより出版されました!
日本セラミックス協会誌 セラミックス vol.47 10月号の「Grain Boundary 〜行事だより〜」にD2早瀬君が書いたICC4に関する文が掲載されました。
短い内容ながら、マシュマロゲルもちゃっかり宣伝されています。
シーエムシー出版の月刊「機能材料」2012年10月号にて、当研究室スタッフが監修した特集号「マルチスケール多孔質材料―多様な組成における構造制御と応用展開―」が発刊されました。
多孔体分野で第一線の研究を行っておられる研究者のご協力を賜り、素晴らしい特集になったと思います。(まわし者ではありませんが)ぜひご高覧くださいませ。
詳しくはこちら。
2012年7月26-27日に開催された日本ゾル−ゲル学会第10回討論会にてD2の早瀬元君がベストポスター賞を受賞しました。これを励みにますます頑張ってください!
「京都大学理学部」パンフレットに化学専攻代表選手として助教が選ばれました。
by 本人
18時20分からの番組で有機−無機ハイブリッドエアロゲルが紹介されました!
金森助教がDonald R. Ulrich Awardを受賞し、The 16th International Sol-Gel Conference, Sol-Gel2011で表彰されました!
当研究室の中西准教授らが開発したモノリス型シリカ多孔体は高性能HPLC分離媒体として2000年頃から実用化・商品化されていますが、この度その功績が認められて文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞しました。京都工芸繊維大学名誉教授の田中信男先生、京都モノテックの水口博義氏との共同受賞です。おめでとうございます!
受賞者:中西和樹、田中信男、水口博義
業績名:「シリカモノリスの構造制御とHPLCの高性能化に関する研究」
詳細はこちら
受賞論文:
ポリメチルシルセスキオキサンエアロゲルのゾル−ゲル法による合成と、その細孔構造および力学特性(英文)
金森 主祥・中西 和樹・花田 禎一
Sol-gel synthesis, porous structure, and mechanical property of polymethylsilsesquioxane aerogels
Kazuyoshi Kanamori, Kazuki Nakanishi, Teiichi Hanada
Journal of Ceramic Society of Japan 117, 1333-1338 (2009)
40年以上に及ぶ京都大学でのご活躍に敬意を表します。その穏やかなお人柄、教育・研究に対する真摯な姿勢を後世に受け継いでいきたいと思います。
当研究室のD1長谷川君を筆頭著者(ほか金森助教、中西准教授、花田教授、(京大化研)山子茂教授)とする論文がMacromolecular Rapid Communications誌に掲載され、掲載号の表紙を飾りました!
Rigid cross-linked polyacrylamide monoliths with well-defined macropores synthesized by living polymerization
Joji HASEGAWA, Kazuyoshi KANAMORI*, Kazuki NAKANISHI, Teiichi HANADA, Shigeru YAMAGO
ダウンロードはこちら
優勝賞品 GET!!
受賞論文:
相分離を伴うゾル−ゲル法によるイオン性前駆体からのマクロポーラスYAGの作製(英文)
徳留 靖明・藤田 晃司*・中西 和樹・金森 主祥・三浦 清貴・平尾 一之・花田 禎一
Sol-gel synthesis of macroporous YAG from ionic precursors via phase separation route
Yasuaki Tokudome, Koji Fujita, Kazuki Nakanishi, Kazuyoshi Kanamori, Kiyotaka Miura, Kazuyuki Hirao, Teiichi Hanada
Journal of Ceramic Society of Japan 115, 925-928 (2007)