サンプルに付くラップの汚れ(油脂など)が気になる人はメタノールなどで洗浄するとよいでしょう。(流液洗浄がお勧め)
カーボンロッドはメタノールで拭いておきます。カーボンロッドにはねじ込んである部分(下の方)があるので、そこが緩んでないかもチェックしておいて下さい。
パージの回数は多いほど好ましいので、トランスポート(サンプル挿入口のある部分)の下方にある、黒いボタン(1回押すと4回パージします)を押して何度かパージするとよいでしょう。なお、パージの際に蓋が外れてしまうことがあるので、注意して監視しておいて下さい。
ほかにも、F2(Register Sample)のページでSample Name、Sample Mass、Sample Diameter、Sample Length、Sample Shape、Commentなどがメモできます。
シーケンスが走り終わってすぐにサンプル磁化率の測定を行なわない場合は、シーケンスを走らせた後、0G,4.2Kにセットされるようにシーケンスを組んで下さい。液体ヘリウムの節約になります。なお、シーケンスが終わってすぐにサンプル磁化率の測定を行なう場合はすぐにサンプルロッドを交換できるよう100K以上(室温程度が望ましい)に設定しておきます。
シーケンスが走りおわるまでには数時間かかりますので、モニターの電源を切っておきましょう
*サンプルロッドのセット
*パージ
*磁場かけ
*温度降下
*サンプルの位置調節
*ファイル名入力
*グラフ消去
*シーケンスのRUN
を行ないます。
シーケンスが走り終わってすぐに次の測定を行なわない場合は、シーケンスを走らせた後、0G,4.2Kにセットされるようにシーケンスを組んで下さい。液体ヘリウムの節約になります。なお、シーケンスが終わってすぐに次のの測定を行なう場合はすぐにサンプルロッドを交換できるよう100K以上(室温程度が望ましい)に設定しておきます。