熊崎の研究に関するホームページ (2013年5月27日 更新)
(1993−2003 研究は現在休止中。 再開したいと思っているが、、、)
顕微光学と分光学を駆使した光合成膜の研究
(2013年5月27日 更新)
(2004−現在進行形)
<研究に対する考え方と背景>
どちらかというと手法重視ではなく、試料(研究対象)重視ではあるが、かといって生物学ではない。
普通の生物学の人が使わない研究手法で新しい生理学的現象を発見したいと思っています。
特に光合成、葉緑体、シアノバクテリアに拘っています。
なぜか? 現在急速に進行していると言われる地球の温暖化の対策には、植物などの光合成生物自体
を生かすことと、その精緻なメカニズムから知恵を得ることが大事だと思っているからです。
なんといっても、「豊かな緑」ほど人間に必要で、かつ潤いを与えるものは他にないですよね。
私の根っこは物理化学で、生物学ではありません。主に共同研究と独学で偏った生物学(ほとんど光合
成だけですが)の知識を得てきました。とはいっても、光合成だけでも非常に幅広い知識が必要で、本当
に複雑です。まだまだ未熟者ですが、飽くことなく、向上心は持っているつもりです。
レーザー分光が私の研究の出発点でしたら、今でもそれに拘っています。最近は顕微鏡と組み合わせる
ことも覚えて、細胞を扱う楽しさと魅力に引き込まれています。
地球の生態系と人類の発展に、植物と人間の共生関係は不可避です。
一方、この複雑なシステムの理解のためには様々な新しい顕微分光法が役に立つと信じています。
市販品の組み合わせでは得られない情報を得るために、独自の顕微分光装置を一緒に開発しましょう。
--------------------------------------------------------------------