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京都大学理学研究科化学専攻・表面化学研究室へようこそ。
当研究室では、固体表面に生成する低次元的物質の構造・性質、固体表面が関わるさまざまな化学現象などについて、基礎科学(表面化学と表面物理)の立場から研究しています。
当研究室の研究の一つの柱は、表面の特異性を利用して、表面の電子系、格子系、電子スピンなどが織り成す新しい物性現象を調べる研究です。これは表面物性化学、表面物理などと言われる分野にあたります。とくに我々が目指しているのは、これまで誰も知らなかった新しい表面物質を作り出し、これを舞台に独創的な物性研究を展開することです。
もう一つの研究の柱は、表面を利用して単離した単一分子や単一分子クラスターに関しての振動分光、反応制御、量子ダイナミクス等の直接観測、さらには単一分子電気伝導の観測などの研究です。低温走査トンネル顕微鏡の技術を極限まで追求することにより、水素原子のトンネル現象や分子一個一個の伝導現象などに迫ろうとしています。





