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2016-05-03 ノートのキーボード

_ 交換は可能だが、修理は不可能

ノートのキーボードのいくつかのキーが打てなくなったということで、キーボードの交換を行ってみた。webで分解の仕方を調べると、丁寧に書いてあったので、そのとおりにして、あとはフラットケーブルを抜いて、交換するだけである。フラットケーブルのコネクタを閉じる時に、少し固かったので、焦ったが、無事に交換できた。これまでうまく反応しなかったキーも、うまく打てるようになった。

古いキーボードで、キーが打てなくなった原因を探るために、分解を試みた。しかし、ネジはひとつも使っていない。裏側のアルミの大きなシールを剥がしても、分解の仕方が分からない。仕方がないので、キートップを強引に外していったら、キーボードのコアのシートが顔を出した。しかし、キートップすべてと、キーの隙間の部品をはずさないと、シートを取り出せないことが分かって、断念した。調子が悪かったキーのキートップなどを調べたが、大きな異常には気が付かなかった。ゴムの部品もシートに接着されていて、取り外しができない。それも引きちぎって調べてみたが、故障の原因は分からなかった。パッと見た感じ、シートの配線は傷んでいないようだったので、ゴムの部分の劣化が故障の原因だと思うことにした。本来は平行に押されないといけない部品が、片側だけが劣化しれ、平行になりにくくなって、シートがうまく押せなかったのかも知れない。でも、そのゴムは接着されているので、修理は不可能である。

ノートは薄く小型に作らないといけないので、仕方がないことかも知れないが、修理できないのは残念な構造である。別の人のノートのキーボードも、不調らしいが、こちらは交換用のキーボードがなかなか見つからない。その場合には、修理も交換もできないことになってしまうのだろうか。