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setup diary |
Debian stretchが出てから約三ヶ月が経過し、少し仕事も落ち着いたので、upgradeしてみた。/homeを別のパーティションにしているので、データは消えないが、念の為にbackupしてから、作業に入る。
いつもはisoをCDRに焼くが、今回は1GのUSBメモリに入れることにした。isoファイルをcpで/dev/sdbにコピーして、syncすれば準備は終わった。biosの設定をUSBからbootできるように変えて、インストール。パーティションを切るところで、ルートと/homeの設定をする以外は、特に特別なことは無い。
必要なソフトを入れたが、苦労したのはやはりプリンターだった。okiのc301dnというプリンターなのだが、hipercというdriverを使わないといけない。以前の記録を頼りにインストールした。まず、foo2zjs.tar.gzを取ってきて、展開してmakeしてmake installする。このとき、dcをインストールする必要があった。これで、cupsからppdを指定すれば無事終了。
まあ、OSをupgradeしても、背景の色が変わったぐらいで、大きな変化は感じられないけど、以前と同じような感覚で使えるのは、良いことだろう。
昨日OSをupgradeしてDebianのstretchにした。特に問題なく使っていたのだが、ちょっとした問題が発覚した。
今回のupgradeでは、homeをすべて引き継いでいるので、個人の設定ファイルもそのまま使っている。そのことは、メールなどの設定をし直さなくても良いという意味では利点である。しかし、新しい環境用に更新されないという問題も抱えているように思う。
また、新たに発見したバグとしては、lxterminalがlxpanelから起動できないという点がある。何年か前に、そういうバグが報告されているのだが、それと関係あるのかも知れない。pcmanfmからは立ち上がるので、あまり問題は無かったが、.config/openbox/lxde-rc.xmlの中のkeybindを書き換えて、ショートカットを定義したので、それから立ち上げればlxpanelを使わなくても良くなった。
あと、これは新しいOSの問題では無いのだが、thunderbirdでmacからの添付ファイルが消えてしまう問題も見つけた。これは表示-メッセージの表示形式をプレーンテキストにしていると起こるようだ。添付ファイルが見えるように、シンプルHTMLにしておいた。
私の環境のfirefoxでは、utf-8で作った中国語の周期表の104番元素以降のいくつかが表示されなかった。OSを新しくしても、残念ながらこれは変わらなかった。何かのフォントを入れる必要があるのだろうということで、fonts-arphic-ukaiとfonts-arphic-umingを入れてみた。すると、繁体字は116番までは表示できるようになった。簡体字もMt,Cnは新たに表示できるようになったが、それ以外はだめだった。fonts-cns11643-kaiとfonts-cns11643-sungも入れると、Ds,Fl,Lvも表示できるようになった。でもまだ9個も表示できない。