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setup diary

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2012-06-07 USB-serialインターフェース

_ FT232RLを使ってみた

マイコンを使って自作の装置を作るときには、PCとどのインターフェースを使って通信するかを悩む。以前の計測装置はGPIBが標準だったので、別のマイコンでGPIBをUARTに変換してから、マイコンと通信をしていた。しかし、GPIBは標準ではなくなって、USBを使った方が良い状況になってきている。そこで、最近はUSBからRS232Cに変換するケーブルを用い、これをMAX232でレベルコンバートして、マイコンと通信するようにしている。しかし、いちいちレベルコンバートが面倒だし、マイコン用の電源を準備しないといけない。

FTDI社のUSB-UARTの変換ICであるFT232RLを用いれば、USBからUARTを介してマイコンと通信できるのではということで、試してみた。ICがSSOPだったので、細かくて半田付けに苦労したが、USBコネクターをつないで、Linuxに接続したら、ttyUSB0ができた。どうやらうまく動いているようだ。そのあといろいろといじっていたら、ICを逆さまにさしてしまい、ICが発熱してあわててはずした。死んだかなと思ったら、ttyUSB0が出てくるので、まだ生きているのかな。

AVRと配線でつなぐところまではやったが、次は実際にマイコンで何かプログラムを動かしてみよう。


2012-06-14 dynabook AZにubuntu 12.04

_ 12.10になってしまった。

ubuntu12.04が出てから一ヶ月以上たったので、そろそろAZのubuntu11.10を更新しようと思ったら、かなり苦しむことになった。ちなみに、そのマシンは人のものなのだが、私はそのマシンのubuntuインストール係となっている。

簡単な方法としては、11.10からのupgradeが考えられるのだが、無線LANが不安定で、途中で止まってしまう。ネット上の情報でも、あまりうまく行っていないようなので、この方法は諦めて、クリーンインストールすることになった。

まずは、公式のwikiにあるbootimgとtar.gzをダウンロードして、nvflashでAZにbootimgを書き込むために、USBケーブルでつないで、AZをctrl+escを押しながら電源ボタンを押して立ち上げたあとで、

nvflash --bl /usr/lib/nvflash/fastboot.bin --download 6 ubuntu-12.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.bootimg

として、転送が終了したらAZの電源ボタンを長押しして落とす。一方、USBメモリにubuntu-12.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.tar.gzをコピーする。そのUSBメモリをさしてAZを起動すると、インストールが始まるはずなのだが、始まらずに、いつもとは少し違う感じで11.10が立ち上がってしまう。何か間違っていないかいろいろと調べたが、分からない。パーティション6をバックアップしていたら、元に戻すこともできたのだが。

ネットでいろいろと調べた結果、12.10のdaily builtを入れることにした。5/30のものがあったので、これをダウンロードして、こちらもほぼ同じ要領で作業すると、今度はインストーラーが立ち上がって、本当にやって良いのかを聞いてくる。yを押すと無事にインストールが始まり、しばらく待つと設定が始まる。言語の選択では最後にある日本語を選択し、wifiにはまずは接続しない設定にした。しかし、地域の選択のところで落ちてしまう。さらに、ターミナルの開き方が分からないので、何をして良いか分からない。

GUIのみからできることとして、wifiをつないでみて、ソフトのアップデートをやってみた。そして、再起動をかけると、今度は最後までインストールをすることができた。実は最初に試行錯誤していたときには、GUIからユーザーを追加をしてしまい、インストーラーとかち合って失敗するということが分かり、やり直しをするはめになった。

一応のインストールはできたのだが、ここで悩んだのが、12.10のままでいくか、12.04に戻すかである。名前は12.10であるが、まだ実質は12.04だと考えられるので、ここでaptのsource.listをquntalからpreciseにしておけば、名実ともに12.04LTSになるのではという考えである。それは後で考えることにして、LXDEを入れようとしたら、いくつかのパッケージが見つからないと言われたので、自動的にaptをpreciseにすることになった。aptitude updateと、aptitude upgradeをすると、一応終了した。そして、lubuntu-desktopをインストールした。

次は日本語である。まずは、ubuntu Japanese teamのレポジトリからできるかと思ったが、うまくいかないので、普通に設定から言語サポートで選んで設定した。でも、これはlanguage-pack-gnome-jaを入れているだけのようなので、ターミナルでやれば良かった気がする。


2012-06-15 AZの残りの設定

_ キーボードとflash

今日中にAZの設定を終わらせたいのだが、ubuntu12.04と12.10のキメラ状態になってしまったこともあり、苦しんでいる。しかし、11.10に比べて無線LANは安定したように思える。残されている課題としては、日本語キーボードの認識と、flashである。あと、時々「システムプログラムの問題が見つかりました」というポップアップがでるのもなんとかした。

まず、キーボードだが、GUIからやろうとすると落ちてしまうが、これはキメラ問題のためだろう。結局、直接/etc/default/keyboardを書き換えて、jp106のjpを指定して、あとは以前11.10のときにやったように.Xmodmapを作ってみた。

flashはarmhfではまだできないという噂もある。mozilla-plugin-gnashを入れると良いという噂も聞くが、aptでは見つからない。source.listがおかしい可能性がある。今回は、一旦諦めることにした。

ポップアップは、/var/crash/のファイルを消して、/etc/default/apportのenabledを0にすれば消えるらしい。これで静かになると良いが。