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2011-03-01 昔は簡単だったが

_ telnetでX

Linuxで動いている古いマシンで、Xをtelnetでリモートで使おうとしたが、なかなかうまくいかなかった。まずはlocalで、
xhost +RemoteIP
として、そのサーバからのアクセスを許可する。次に、
telnet RemoteIP -l username
でログインする。そして、
setenv DISPLAY LocalIP:0
として、displayを設定すれば、あとはremoteで立ち上げたXのアプリケーションが使えたはずなのだが、
_X11TransSocketINETConnect: Can't connect: errno = 111
と表示されてうまくいかない。 いろいろと調べていたら、debianの場合には、/etc/X11/xinit/xserverrcに-nolisten tcpという記述があり、これを取り除かないといけないらしいという情報を見つけた。これを試してみて、Xを再起動したが、それでも症状は変わらない。次に試したのが、root権限でgdmsetupを実行して、そのセキュリティのところの「Xサーバへの転送を近視する」のチェックをはずして、Xを再起動した。すると、今度はうまくいった。MacOSXのX11でも、環境設定のところで、セキュリティーをあまくするように設定したらうまくいった。WindowsのXMingも試してみたが、適当に設定したら、一応動いている。最近は、sshばかり使っていて、-Xオプションをつけるだけで良いので、楽なのだが、telnetはもう時代遅れなので、使おうとすると苦労するようだ。

2011-03-07 整数型のくせ

_ AVRモーター制御

GPIBからステッピングモーターを制御していたのだが、これが微妙にうまく動いていなかったので、その原因を探っていたら、予想外のところが引っかかっていた。モーターでバルブを開ける時には、30000パルス送っていて、閉めるときには確実にその一割増しにしていた。そのとき、開けることはできるのだが、閉めることができない。最初は、モーターの指定とか、排せんの異常を疑っていたのだが、いろいろと調べていると、パルス数を少なくすると動くことが分かった。AVRの中のプログラムをどのように書いたか忘れてしまったが、整数型を使っていた気がする。そういえば、2^{15}は32768ので、2byteを使ったsigned intだと、-32768から+32767まで表現できる。閉めるときには、一割増しにしているので、33000パルス送ると、ぎりぎりでこの範囲を越えることになる。これがうまくいっていなかった原因だった。そこで、開ける時に29000パルスにしたら、無事に動くようになった。なかなか難しいな。


2011-03-12 メモリの相性

_ 実家のPCの修理

実家のPCが動かなくなったという連絡があったので、対応に行ってきた。始めはHDDがクラッシュしたのかと思ったのだが、BIOSのsetupが起動しないので、どうやらマザーの問題らしいと推測した。一応、マザーの上の電解コンデンサーをチェックしたが、問題なさそうだ。次にいじれる場所としてメモリを疑うことにした。以前メモリを増設したことがあったので、この相性問題点が遅れて表れたのではと推測したのだ。以前増設したメモリを抜いてみたら、無事起動するようになった。以前も経験したことがあるのだが、しばらくはうまく動いていたのに、いきなりメモリの相性問題が具現化するときがあるようだ。PCのような電子機器は、再現性よく毎回同じ挙動をしてほしいのだが、最近のPCは、人間性が出てきたのか、いきなり機嫌を損ねることがあるようである。


2011-03-26 HDDの不良

_ 再びPCの修理

また、実家のPCが動かなくなったということで、解決してきた。二週間に一度故障するのは困ったものだが、おそらく前回の故障と関連があるのだろうが。どうやら、 HDDが時々認識できなくなっているのが原因のようだ。HDDはIDEとSATAの二台積んでいるのだが、SATAが一旦認識できなくなると、IDEがbootドライブとして設定されて、その後SATAがうまく動くようになっても、IDEから起動しようとして、うまく動かなくなっていた。BIOSの設定で、SATAをbootドライブに選択しなおすと、起動できるようになった。しかし、そもそもの原因はSATAのHDDが認識できなくなるためなのだが、それがなぜなのかは分らない。一つ気になるのは、SATAのケーブルはIDEに比べて抜けやすいので、接触不良なのではないかということだ。しかし、これを防ぐのは難しいし、ハードの問題の可能性もあるし、対策は難しいかな。IDEにwindowsを入れなおすのも面倒だし。


2011-03-27 Debian Squeezeのインストール

_ メインPCのOSの入れ替え

Debian Squeezeもリリースされてからしばらく経つし、新学期に向けてOSを新しくしようと思って、ようやく重い腰を上げることにした。しかし、今回は、少し苦労している。

まず、lxde用のisoをダウンロードして、CDRを一枚使うのも無駄な気がしたので、CDRWを使ったら、途中のデータのチェックではじかれたので、仕方なくCDRでやり直した。

/homeは別のパーティションにしているし、一応データのバックアップも取ったので、/のパーティションは気兼ねなくフォーマットでして、標準のインストールをした。しかし、なぜかXが立ち上がらない。taskselで選ぼうと思ったら文字化けしているので、dpkg-reconfigure localesで、標準のフォントを英語にして、taskselでdesktopを選択したら、今度は gdmが立ち上がるようになった。

次に、日本語が入力できない。lennyの時は、何も設定しないで使えたはずなのだが。これは、scim-anthyをインストールしたら、入力できるようになったので、まあそれほど苦労しなかった。

次に必要なツールをインストール。emacs23,anthy-el,ruby,libtcltk-ruby,r-base,r-cran-rgl,imagemagick,icedove-l10n-jaをとりあえず入れた。あとはtexだが、これはもう少し落ち着いてからにしよう。

まだいくつか不具合があるかも知れない。もう少し待ってからインストールした方が良かったかな。