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setup diary |
WindowsではXを使えない。普段はLinuxを使っているが、ときどきWindowsで仕事をしないといけない場合がある。しかし、Xを使えないと非常に不便なので、なんとかする必要がある。これまでは、cygwinをよく使っていたのだが、Windowsをメインに使っている人には、VNCを薦めている。最近、Xmingというものもあることを知った。これは、Windows上で、sshで接続してXを起動できるものらしく、remoteログインしてXを使うときには便利なようだ。もっとも、unixのコマンドが使いたい場合には、cygwinも捨てがたいが。cygwinのコマンドとXmingのXを使えば良いのかな。
新しいメンバー用のPCを買うために、PCの性能と価格を調べていたのだが、最近の性能の向上には関心する。2GBのメモリと500GBのハードディスクが標準になっているようだ。
一方、私がメインに仕事につかっているPCを調べてみたら、メモリは256MBだった。ハードディスクは、後から自分で増設して、三台内蔵しているので、どれがオリジナルなのか分からなくなってしまっている。このPCは個人が仕事につかっているものとしては、研究室内ではもっとも遅いPCである。ちなみに、このメモリの量は、ubuntuがインストールできる下限であるらしい。Debianはもっと少なくても大丈夫だろうが。
他のほとんどの人はWindowsをつかっているが、Windowsはしばらく使っていると不安定になる仕様になっているようで、そうすると新しいPCに替えるようである。私はLinuxを使っているので、不安定になることはほとんどなく、そのためにPCがなかなか新しくならない。私が一台目を使っている間に、二回もPCを替えている人もいる。
Debianもlennyがリリースされたので、PCも新しくしたいのだが、特に不安定になって仕事ができないわけではないので、なかなか難しいだろう。
aptitude install libopenssl-rubyとしてSSLを使えるようにする。そして、たとえばこんな感じのプログラムでアクセス。
https = Net::HTTP.new(host,443) https.use_ssl = true https.verify_mode = OpenSSL::SSL::VERIFY_NONE https.start { |w| response = w.get('/index.html') puts response.body }不完全というのは、署名の検証をしていないという意味で、本当はpem形式のファイルを取得しないといけないのだが、IEをつかって取得する方法は見付けたが、firefoxでは方法が分からなかった。rubyでもできるはずな気がするが。いずれにせよ、アクセスできてもその先はソースを読まないといけないので、気が進まない。
https = Net::HTTP.new(host,443) https.use_ssl = true https.ca_file='root.pem' https.verify_mode = OpenSSL::SSL::VERIFY_PEER https.verify_depth = 5 https.start { |w| response = w.get('/index.html') puts response.body }SSLのことはさっぱり理解していないが、これでおそらくきちんとしたアクセスなのだと思う。
2/26に注文していたDellのinspiron mini 9が本日手元に届いた。ubuntu版のメモリ2GでSSDが32Gのものだ。windows無しのものを前々から欲しいと思っていたが、デスクトップは新しいものに更新されるのはずいぶん先のことになりそうなので、勢いで注文してしまっていたものだ。
ubuntuはしばらくいじっていたが、耐えられずにdebianをインストール。swap無しで、lennyの標準システムとラップトップとxfce4をインストールした。後は細かいものを入れていったが、問題になると思っていたものが三つあった。SDとcameraとディスプレイの外部出力だ。このうち、前の二つは、何も意識しないで認識されていた。最後の課題はとりあえずは動いていなかったが、これは宿題かな。その後、いろいろと設定していたが、おそらくalsaの設定をミスったのか、起動できなくなってしまった。
もう一度インストールする時には、同じことをするのも面白くないので、今度はubuntuをrecoveryした。ubuntuが使いにくいと言っても、GNOMEが使いにくいわけだし、xfce4に替えれば使い易くなるのでは無いかと思ったわけだ。アプリケーションの追加には無かったので、aptitudeでrubyとxfce4を入れて、起動時にセッションを選択したら、無事起動した、と思ったら、邪魔なランチャーが出て来る。Alt+F4で殺せばxfce4の画面になるところまでは良かったが、設定で画面が小さすぎてうまくいかない。debianのときは感じなかったのに。
仕方がないので、GNOMEに戻っていろいろとカスタマイズしていたら、デスクトップモードの変更というところで、ランチャーは無くせることが分かった。また、設定の電源管理のところで、蓋を閉じたときにサスペンドに入らないようにしたりした。まあ、多少耐えられるようにはなってきたが、いつまで耐えられるかな。
しかし、ショックだったのは、inspiron mini 9を調べたら、今はメモリ2GでSSDが64Gのものが、さらに値下げして売っていたことだ。cameraは無しだけど。うむむ。
inspiron mini9の電源は、19V,1.58Aのセンタープラスで181.4844gであった。特徴的なのは、コンセントの向きが通常のものとは90度違っているという点だ。テーブルタップの端につけることになるのだろう。さらに、DCプラグは日本では特殊な5.5x1.7というものだ。一方バッテリーは14.8V,32Whとなっていて、209.5133gだった。
おそらく、バッテリーへの充電を考えなければ、電源は15Vの1A程度で十分なのだろう。秋月で探すと、15V,0.8Aとか15V,1.2Aのものが約110gである。標準の電源とバッテリーをはずしてこれを使うと約280g軽くなるはずだ。今度秋葉に行ったら買っておこう。しかし、DCプラグをどうするかが問題だ。
手元に15V,0.8Aの超小型ACアダプターがあったので試してみた。ちなみに約64.8g。5.5x2.1だったので、端子の径の差を埋めるために、0.1mm厚の銅箔を二重に巻いてコネクタの内部に仕込んで、いざ起動と思ったら動かない。電源からの供給では、15Vでは動かないようだ。電圧可変の電源を使って調べてみると、17.9Vではそれなりに動いたが、17.8Vだと少し使用すると落ちた。最低でも18Vは必要なようだ。ちなみに電流の方は、0.7Aを越えることはほとんどなかったので、通常の使用では、0.8Aもあれば十分なようだ。
家をさがしたら、使えそうなACアダプタをみつけた。昔のmebiusの電源で、19V,3.2Aでコネクタも5.5*1.7のようだ。使ってみたらそれなりに動いた。これで家に電源を持ち帰らなくてよくなる。
いろいろと調べていたら、デルのサポートに分解の仕方が載っていたので、つい我慢できなくなって分解してみた。特に電源のコネクタの付近を見てみると、基板に直接半田付けしてあると予想していたが、実は簡単に取り外しができる仕組になっている。ちなみにその部品のタグには、DC CABLE KIZ00 DC301004Z00 REV:1.0 SUYIN 2009/01/11と書いてあった。
折角なので、コネクタのサイズを測ってみた。高さは10.0mm、幅が7.2mmなのだが、前面から3.3mmのところから2.0mm奥まで太くなっていて、最大の幅は9.0mmである。この出っぱりで位置が固定されるようになっている。奥行きは11.5mmである。張ってあるシールには090108となっているが、これは型番ではなく製造日かな。この部品の5.5x2.1のものが見付かれば、それに交換してしまえば、汎用のACアダプタが使い易くなるはずである。
もう一つ気がついたのは、バッテリーをはずしたところに穴があって、何かを増設できるポートを付けるランドがあることだ。端子のスペースは7つなのだが、このような規格のポートってなんだろうか。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
Vcc | Reset | Clock | Reserved | GND | Vpp | I/O | Reserved |
もう少し様子をみてからにしようかと思っていたが、メインPCのOSをetchからlennyに変更した。折角なのでクリーンインストールしたが、システムのHDDをdataとは分けてあるので、バックアップとかはあまり気にせずにインストールできた。
環境はxfce4にしようかと思っていたが、LXDEの方が軽いという話だったので、PCの性能も時代遅れなのではという感があったので、LXDEにしてみた。初めはnetinstで標準システムを入れて、lxdeなどを手でインストールしていたが、日本語の設定などが面倒になった。そこで、xfce+lxdeのCDを使ってLXDEを選択してtaskselでデスクトップも選んでインストールした。適当な設定は行ってくれるようなので、こちらの方が楽なのは確かだ。日本語の変換はuim-anthyのようだ。scimを主に使っていたのだが、あまり気にはならない。aptのsource.listを書き換えてから、とりあえずrubyとemacs21をインストールした。
問題は、カスタマイズの仕方がよく分からないということだ。WMはopenboxになっているようだが、ショートカットなどを設定したいのだが、まだやり方が分からない。すこしずつ調べていこう。
(set-language-environment "Japanese")と記述したら日本語が使えるようになった。しかし、キーボードのつかいかたや、「ん」の入力の仕方が気に入らなかったので、anthyを使えるようにした。anthy-elを入れて、
(load-library "anthy") (setq default-input-method "japanese-anthy")を追加して、まあそれなりに使えるようになった。
<keybind key="C-A-1"> < action name="Desktop"> <desktop>1</desktop> </action> </keybind>として、デスクトップの切り替えを定義したり、
<keybind key="C-A-e"> < action name="Execute"> <execute>emacs21</execute> </action> </keybind>として、アプリケーションの起動を定義した。そして、Reload Config Filesを実行。とりあえず、これでずいぶん使いやすくなるはずだ。ショートカットに関しては、あとはファイラーの設定をしたい。MS-DOSからのFDのショートカットに慣れきってしまっていて。
Linuxはほとんどハングすることがないので、そうなるときはよっぽどのことが起きたときだ。以前も二回ほど経験しているが、そのときはHDDが死んでいた。今回はどうなったのか心配だったが、X無しでは動いているしと思って、再起動したら、何事もなかったように動き始めた。なんかしっくりこないが、まあ良いことにしよう。この先少し心配だ。
inspiron mini9で今後やりたいことを考えてみた。
まず、電源のコネクタをなんとかしたい。とりあえずは、家で使えそうなのを見つけたのでしばらくはこれで我慢することにするが、長期的には、もっと軽くて小さいものが欲しい。そのときに問題になるのが、電圧とプラグである。秋葉でいろいろと探してみたが、1.7x5.5のものは、ジャックは秋月にあったが、プラグは見つからなかった。ジャンクの電源を探すと、いくつかはその仕様のものは見つかるのだが。電圧に関しては、19Vというと、PC用の比較的電流を流せる、ちょっとかさばるものがほとんどである。内部の電源回路をいじりたいのだが、それには知識が足りない。
次にやりたいのが、LIRCを使ってのリモコン制御である。しかし、使えるポートがUSBしかないので、信号をどうするかで苦労しそうである。一つの方法は、USB-パラレルかシリアルを使うという方法である。他の方法としては、AVRをつかってUSB機器を作っていしまうというのもありかも。とりあえず、USBのコネクタを買っておいた。時間ができたら、何か作ってみよう。
大したものは何も買わなかったな。
inspiron mini 9のOSをそろそろ入れ替えたくなってきた。Ubuntuも少しは慣れてきたのだが、Debianが恋しくなってきた。Debianを入れている人がいないか調べていたら、別のOSを見つけた。Jarisというものだ。「Japanese Solaris」という意味合いらしい。いち早くInspiron mini 9に対応したということで、見つけた。機能のところを見てみると、Windows用のソフトをJaris上に直接インストールすることができるという記述がある。なんでも、Madoris Windows Program Loaderというものを使っているようだ。wineみたいなものなのかな。インストールしたくなって来たが、DVDまたはUSBからのブートをしないといけないので、少し億劫になっている。
やはり、wineのようだ。