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setup diary |
測定用に使っているPCが故障しているというので、いろいろといじっていたのだが、CPUのFANが回ってないことを発見した。そのFANは12Vで三ピンのもので、GNDと12Vラインに加えて、シグナルラインがあるので、修理は簡単では無さそうだと感じた。
ホコリを飛ばした後で分解してみると、NTCと書かれた素子があり、その抵抗を測定したら、テスターでは測れなかった。調べたら負の温度係数を持つサーミスタのようなので、これが壊れたのが原因だと推測した。試しにその部分を短絡してつないでみたら、FANがすごい勢いで回りだした。温度が高くなったと思って、全力で冷やそうとしているのであろう。数キロオームの抵抗をつないだら、適切な回転数になったので、起動を試みた。
しかし、なぜか立ち上がらない。マザーボードの設定がおかしくなったかもと思って、電池を外して初期化したりしていたら、PCは立ち上がるようにな
ったのだが、FANがまた回らなくなってしまった。
仕方がないので、PCそのものを別のに置き換えることにした。OSのインストールは面倒なので、HDDをそのまま移してしまうことにした。元のPCはpen4だったのだが、dualcoreのPCにHDDを移植したら、起動の途中で止まってしまう。仕方がないので、別のpen4のPCに載せ替えたら、ようやく動くようになった。Linuxの場合には、HDDの移植で大抵は立ち上がると思っていたのだが、世代が違い過ぎると、立ち上がらないようだ。
LANの設定などがまだ不完全なのだが、まあそれはまた後日やろう。
グラフから数値を読み取りたいときに、グラフの図のファイルから自動的に数値を抽出してくれるソフトがあれば便利である。linuxの場合には、g3dataというものがあるようなので、それを使ってみた。まず、座標軸を決めるために、縦軸と横軸について二点ずつ指定する。そして、読み取りたい点を指定すると、その座標を計算してくれる。
まあ、それなりに使えるが、座標の設定が面倒である。このくらい自動でやってくれるようなソフトを自分でも書けるのでは無いかと思ったが、面倒なので、今回は見送った。
最近のデータなら良いが、古いグラフだと、スキャナーで取り込むときに、少し回転したり、歪んだりしていることがあるが、これをどう補正するのかは、非常に難しい気がする。