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setup diary |
AVRへの書き込みツールとして、avrdudeでftdiのbitbangを使えるということを見つけて、以前debianにインストールした。今度はfedoraで同じことをしようと思ったら、それなりに苦労した。
まず、コンパイルに必要なパッケージを入れるのだが、apt-getの代わりにyumを使えば良いと思ったら、パッケージ名がいろいろと違っていた。まずインストールすべきものとして書かれていたパッケージのうち、patch automake autoconf bison flexは、そのままfedoraにもあったので、そのまま入れた。一方、libusb-devとlibftdi-devは、devをdevelに変えたものを入れた。byaccも必要そうだったので入れたが、これは後の操作で十分だったかも知れない。また、libreadline-devとlibncurses-devはlibを無くしてdevをdevelにしたものを入れた。問題だったのが、build-essentialとbuild-depである。いろいろと調べたら、
yum groupinstall buildsys-build development-tools yum-builddep pidgin
としたら良いようだったので、それらを実行してみた。
あとは、debianと同様にしたらインストールは完了した。うまくpathが通っていなかったので、シンボリックリンクをはっておいた。
しかし、いざ実行してみると、動かない。ftdi_sioとかち合っているのが問題らしい。/etc/modprobe.d/blacklist.confにftdi_sioを加えて、rmmod ftdi_sioしたら、無事に書き込めた。ttyUSB0を使うときには、mosprobe ftdi_sioする必要があるが。
これで、fedoraでもAVRが使えるようになって安心だ。
以前はプリンタポートを使ったAVR書き込み機を使っていたが、壊れてしまったのを機会に、FTDIの書き込み機に移行した。最初はFT232RLのft232rというものを使ったが、avrdude.confを見ていたら、diecimilaというものもあるようだ。配線は、少し違うが両方共うまく書き込みができる。RESETはそれぞれDTRとRIにつながっている。その結果、通常の状態で前者はリセットがかかり、後者はリセットがかからないという大きな違いがある。つまり、後者は書き込み機を接続すると、電源が供給されて、AVRが動き出すが、前者は動かない。この違いを考えて、両者を使い分けると良いだろう。
少し前から、あるPCに別のWindowのPCからftpでつなごうとするとつながらないという現象が生じていた。別のPCからはつながるので、ftpサーバーの問題ではないし、pingも通る。しばらくはWindowsが悪さをしているのだろうと思っていた。しかし、Linuxの別のPCからもつながらないことを発見して、何かがおかしいに違い無いということで調べてみた。
pingは通るのに、ftp以外にもsshもつながらない。また、つながるPCとつながらないPCのIPを調べてみたら、64を境にして、つながるかつながらないかが異なっているように感じられた。そこで気がついたのがnetmaskの問題である。
以前、ネットワークの設定が変わって、そのときに固定IPのマシンの設定もすべて変更したのだが、その一台に限ってnetmaskの設定をミスっていたのだ。本当はnetmaskを192から128にしないといけなかったのだが、メモを見ずに設定したために192のままになっていた。その結果64を境にして、内部と外部という判断がされてしまっていたのだ。
ううん。ネットワークは難しい。