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setup diary |
MacOSXのlatexを使っている人が、数式中で\rmがうまく動かないと言うので、見てみたら、確かにうまくいっていない。\mathrmも動かない。調べてみたら、jarticleでは動かないという人を見つけた。そこでは、amsの\textを勧めていたので、それを使ってみた。\usepackage{amsmath,amssymb}として、\textを使うと、今度はうまくいった。最近はフリーウェアを使うときに、OSの違いを意識することは少なくなったが、こんなところにもまだ違いがあるようだ。
今か今かと思っていたが、ようやくDebian 6.0であるsqueezeが2/6にリリースされていた。同時に、ホームページが一新されていた。
squeezeは二ヶ月ほど前のtestingの時から使い始めているが、lxdeの以前lennyで使っていたときとほぼ同じ構成で使っているので、特に違いは感じない。個人的には、gpibが標準のパッケージから外れたのはデメリットであるが。リリースノートを見てまず驚いたのが、Debian GNU/kFreeBSDである。通常、DebianはLinux上で動いているのだが、これをBSD上で動かすようにしたものを、正式にサポートするようになったらしい。
それから、Debian Scienceというものがあり、科学関係のパッケージが管理されているらしい。とりあえず、gcrystalというものを試してみた。CIFの読み込みもできるようだが、bondの定義が面倒な感じがした。VESTAの方が洗練されているように感じるが、公式なパッケージとしてこのようなものが出てきたことは歓迎すべきであろう。
今後もDebianが使いやすいOSになって行くことを期待したい。
普段はdebianを使っているが、redhatを使う必要があって、少しいじってみたが、いろいろと設定の仕方が違って戸惑った。特にnetworkの設定ファイルが、debianだと、/etc/network/interfacesなのだが、redhatでは、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0等になるらしい。書く内容も少し違っている。まあ、適当に修正したら動いたので、ほっとしている。
ubuntuの設定をしていたのだが、ttf-mscorefontsを入れようとすると、通信ができていないことが分かった。proxyを通してapt-getをする場合には、/etc/apt/apt.confにproxyの情報を書いておかないといけないのだが、それ以外にも設定が必要なようだ。いろいろと調べてみたら、どうやらwgetでフォントのデータを取りにいっているようだ。そこで、.wgetrcにhttp_proxy=http://proxy.jpなどという項目を追加したら、うまく行くようになった。
debianの場合には、~rootに.wgetrcを作らないといけないようだ。
/etc/apt/apt.confに書く内容は、Acquire::http::Proxy "http://proxy";