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setup diary |
普段webにアクセスするために置いていたPCの電源のファンが故障して、本体が熱くなっていた。このまま放置すると、電源やマザーの電解コンデンサーがいかれると思って、電源を交換しようとしたが、替えの電源が見当たらなかった。しかたがないので、そのへんに転がっていた古いマシンをその代用にすることにした。
スペックは、PenIIの350MHzで、メモリは128Mだったのを増設して256Mにした。これにdebian squeezeのLXDEを入れた。いつもよりもインストールに時間がかかっているように感じたが、無事インストールは終了した。
いざ、動かしてみると、やはり遅く感じる。そこで、browserは、標準のiceweaselから、chromium-browserに変更した。まあ、これで何とか使えるかな。さすがに10年以上前のマシンだとつらいな。
測定用のPCにUSBメモリを入れたら、怪しい感じだったので、プロンプトからattribしてみたら、autorun.infが生成されていた。そのUSBメモリは直前にLinuxでautorun.infが無いのを確認したものなので、間違いなくそのPCが感染していたようだ。直前に使った人に聞いたら、そのPCで使ったUSBメモリを自分のPCにさしたら、ウイルスを除去したというメッセージが出たらしいので、間違いない。
以前もautorunに感染した測定用PCに遭遇したことはあった。しかし、変なパッチをあてて、測定がうまくいかなくなるといけないので、その時はwindows自体には変更は加えずに、ウイルスだけ除去しておいた。今回、折角なので、自動実行を禁止する方法を調べてみた。regeditで、
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\NoDriveTypeAutorunにffを入れれば、自動実行は無効化されるようだ。
あとは、ウイルス本体を除去すれば良い。http://virscan.org/にUSBに生成されたウイルス本体をuploadして調べてもらったら、ウイルスの名前が分かるので、それを元に対策すれば良いだろう。
普段はUSBの日本語キーバードを使っていたのだが、PS2のキーボードに変えることにしたのだが、PS2は英語キーボードしか無かったので、それにすることにした。当然だが、キー配置が違うので、それを変更する必要がある。gnomeでは設定するユーティリティがあるようだが、lxdeだと種類を変える設定は見当たらなかった。
そこで、/etc/default/keyboardの設定を変えてみた。XKBLAYOUT="jp"というところを、XKBLAYOUT="us"にしてみて、動くかと思ったら、キーボードが認識しなくなって、マウス以外の入力を受け付けなくなってしまった。recoveryモードで設定を元にもどしたら、なんとか元に戻すことができた。
次にやろうとしたのが、console-dataをreconfigureしてみるという方法だ。しかし、私のシステムにはこれはインストールされてない。インストールして、「アーキテクチャリストからキーマップを選択-qwerty-US americanを選択してみた。しかし、何も変わらない。
もう一度、/etc/default/keyboardを変更してみた。今度は、XKBMODEL="pc101"として、XKBLAYOUT="gb"とXKBVARIANT=""にして、再起動。今度は認識された。しかし、gbのせいで、shift+3を押すと、ポンド記号が出てくる。やはり、XKBLAYOUT="us"に変更。今度はうまくいった。
キーボードの名前ぐらいちゃんと知っておかないと苦労するようだ。それにしても、console-dataは何だったのだろう。