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setup diary |
簡単な数式はRのexpressionを使うと書くことができる。垂直記号(⊥)をどうやって出すのかを聞かれて、少し調べて分からなかったので、psfragなどに頼ろうと思ったら、demo(plotmath)としたら、やり方が出てきた。
expression(symbol("\136"))
とすれば良いようです。symbolのフォントの文字が他にも出せるようだが、文字コードと数字の対応がよく分からない。
測定用に使っているubuntu mateが15.04で、15.10にしろと言ってくるので、アップグレードを試みた。GUIからやっても、terminalからやっても、うまくいかなかった。aptの設定が悪いのかとも思ったら、どうやらraspberry pi2では、アップグレードには対応していないようだということが分かった。
仕方がないので、15.10のimageをdownloadして、新しいmicroSDに書き込んで、別のrpi2でシステムを構築することにした。しかし、noteでmicroSDに書き込み終わって、rpi2に挿したら、microSDが固定されずに出てきてしまう。少し調べたら、ホッチキスの針で、強引に固定している人がいたので、真似してみたら、なんとかうまくいった。
tarで古いシステムのファイルを圧縮して、新しいシステムに移し、lubuntu-desktopをインストールした。必要なパッケージとして、ruby-gtk2やr-baseなどをインストールして、測定系が動くのかをチェックしようとしたら、usbtmcを認識できない。まさかという感じです。usbtmcを認識できるという理由でubuntu mateにしたのに、意味が無い。15.04では動いたのに、15.10では、必要無いという理由で、削除されたのだろう。rpiでubuntuを使う意味が無くなってしまった。
ubuntu mate wilyではusbtmcを使えなくなったことが判明したので、仕方ないのでraspbianを使うことにした。jessie liteというものが出ていたので、そのイメージをmicroSDに書き込み、rpi2にそれを入れて立ち上げる。まずは、raspi-configでfile systemを拡張する。そして、aptitude update、aptitude upgradeで、パッケージを最新にする。usbtmcの機器を試しに繋いてみても、予想通り/dev/usbtmc0はできない。
kernelの再構築に必要なパッケージを入れる。ソースを取ってくるためのgitとkernel-packageを入れたが、後者を入れると、texやrubyなんかも入るので、kernel用のパッケージじゃ無くて、中心的なパッケージを入れてくれるものなのかも。build-essentialの方が正解かも知れない。公式サイトには、bcを入れるように書いてあるが、これはkernel-packageに入っているようだ。次に、ソースを取ってきて、基本的な設定をする。
cd /usr/src sudo git clone --depth=1 https://github.com/raspberrypi/linux cd linux KERNEL=kernel7 sudo make bcm2709_defconfig
ここで生成した.configを編集して、CONFIG_USB_TMC=yとする。そして、Makefile中のEXTRAVERSIONに、USBTMCなどと必要に応じて名前をつける。いよいよコンパイルである。
sudo make -j4 zImage modules dtbs sudo make modules_install sudo cp arch/arm/boot/dts/*.dtb /boot/ sudo cp arch/arm/boot/dts/overlays/*.dtb* /boot/overlays/ sudo cp arch/arm/boot/dts/overlays/README /boot/overlays/ sudo scripts/mkknlimg arch/arm/boot/zImage /boot/$KERNEL.img
上の一行目に時間がかかるが、このようなオプションを指定することによって、4コアが使われて、時間が短くてすむらしい。約二時間で、終わったようだ。usbtmcの機器を繋いでみたら、無事に/dev/usbtmc0ができたので、うまくいったようだ。
その後で苦労したのが、ネットワークの設定である。/etc/network/interfacesをいじるのかと思ったら、/etc/dhcpcd.confをいじらないといけなくなっていた。wicdからやったり、いろいろと複雑になってしまった。