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setup diary |
測定データの処理には、rubyとRを使っている。Rは文字列の操作が苦手なので、測定データの保存されたファイルから、必要なデータを抽出して、簡単なデータ処理をするためにはrubyを主に使っている。例えば、必要な列を取り出したり、質量から物質量に変換したりする処理などである。そして、plotやfittingなどにRを用いるという具合である。しかし、ニ段階の処理が必要で面倒なので、Rだけでデータ処理をしてしまうと楽に感じられる。
Rですべての処理をする場合に問題になるのが、データファイルのヘッダ部分の処理である。Rでファイルを読み取るコマンドとしては、通常read.tableを使っている。skipオプションを指定すれば、ヘッダを飛ばすことはできるが、ヘッダの情報を読み取ることができなくなる。ヘッダの情報を取り込むには、readLinesを使う方が良いだろう。そして、ヘッダと本体の境目を探して、両者を分離して、ヘッダから必要な情報を抽出して、本体をデータフレームにして、といろいろな処理を書く必要がある。
こういったことを考えると、もうしばらくは今のままで良いかと思ってしまう。