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setup diary |
自作の装置で測定する場合には、rubyを用いて測定している。PCと機器で通信する場合には、インターフェースとしてGPIBやRS232CやUSBTMCを主に使っているが、これらを切り替える必要がある場合がある。当初は、機器に対してインターフェースを固定して、それ専用のプログラムを書いていたが、インターフェースを変えるために、別のプログラムを作らないといけないので面倒である。
現在ホームページに公開しているversionでは、インターフェースをclassとして定義して、機器はそれらのサブclassとして定義することによって、インターフェースを指定している。インターフェースを切り替えるためには、機器を記述しているプログラムのスーパーclassの部分を書き換えるだけで良い。スーパーclassは後から変えることは出来ないようなので、プログラムの書き換えが必須であった。
新たに装置を立ち上げるにあたって、いろいろと考えていたら、moduleを使えば、インターフェースと装置のプログラムを書き換えずに、測定プログラムからインターフェースを切り替えるという方法を思いついた。つまり、インターフェースはmoduleにして、測定プログラムの中から、機器のclassを再定義してincludeさせるのである。測定プログラムの先頭が少し長くなるが、そこでそれぞれの機器のインターフェースが明示されるのは、良い点とも考えられる。もう少しプログラムが固まってきたら、公開するかも知れません。