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setup diary |
最近のPCでは、外部インターフェースの種類が少なくなってきている。ノートはもとより、デスクトップでさえ、PS2やプリンターポート、RS232Cなどのポートが無いものも増えてきている。その代わりに、USBは標準となっている。
市販のデバイスをつなぐのであれば、USBで困ることは無い。しかし、自作しようとした場合、USBはかなり敷居が高い。これまで、PS2,RS232C,GPIB,プリンターポートなどにつなげる機器は自作したことがあるし、それらを制御するプログラムを書いたこともあるが、USBはまだ無い。
mini9に何かをつなぐ場合、USBしか無いので、USB機器をつくれるようになるまでは、USBから別のインターフェースに変換して、それを使うのが簡単に思われる。その候補としては、USB to serialとUSB to parallelがすぐに思いつくが、どちらが良いだろうか。parallelの方がTTLだし信号の数も多いので、望ましいと思っていたが、必ずしもそうでは無いかも知れない。
UNIXで扱う場合、serialはttyS0などから使う。USB to serialでは、これがttyUSB0に変わる。一方、parallelは、lpがparport0を介して信号をやりとりする。細かい制御をする場合には、lpを開放して、parport0に直接アクセスしている。しかし、USB to parallelではusblp0になるが、これはparport0とは切り離されているようだ。つまり、parport0からは制御できないようなのである。
とりあえず、LIRCとAVRを使えるようにしたいのだが、これにはUSB to serialの方が良いのではないかと考えている。LIRCではparallelはparport0を使っているようなので、USBからは使えないみたいだ。ttyusb0に関しては、少し調べた感じでは、使っている人もいるような感じなので、苦労はするかもしれないが、使えるような気がする。一方、AVRは、USB to serialでは使えないという記述も見られるので、どうなんだろうか。avrdudeでポートを指定したら使えないかなと期待しているが。