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setup diary |
本日、ある人から、液晶の割れたディスプレイを頂いた。これで、手元にある故障している液晶ディスプレイが三台となった。通常、壊れたものが三つあれば、うまく組み合わせれば、二つぐらいはうまく動くものが作れる。というわけで、部品を入れ替えて、ディスプレイの復活を試みた。
割れた液晶パネルを、別の液晶パネルと入れ替えれば、とりあえず一台は復活するはずである。しかし、そう単純では無かった。一台はbenq、一台はSharpで、もう一つはIODATAと、三つともかなり違うメーカーのものだった。液晶パネルの大きさが微妙に違うのである。どれも同じ19インチだったので、共通の規格だろうと思っていたら、縦横と厚さも違っていて、うまくいかない。それならばと、液晶パネルを分解して、最前面の液晶板だけを入れ替えようとしたが、これも厚さの違いによって挫折。最終的には液晶パネルと筐体の間にできた隙間にスペーサーをつめて、強引に組み立てた。なんとか一台は復活したが、納得がいかないやり方になってしまった。
最後の一台の部品も流用できないかも検討したのだが、これはまた規格が違っていた。通常は上部にあるコネクタが下部にあり、さらに陰極管のコネクタも他のものとは違っている。互換性という意味では、他のパネルとは入れ替えることができない。
三台から二台を復活させるつもりだったが、中途半端な一台だけしか復活させることができなかった。微妙に敗退感がある。