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setup diary |
自作の測定装置は、できるだけLinuxで構築するようにしている。現在は測定にWindowsを用いる人が多いようで、Linuxでシステムを構築するためには、情報も少ないために、慣れていない場合には時間がかかるだろう。しかし、長期的な使用を考える場合には、Linuxの方が優れているように思う。
とうとう、WindowsXPも販売終了するようだ。XPで動いている測定システムは結構あると思うが、今後それらはどうなるのか心配になる。Windows98でないと動かないような測定システムも存在するが、それを使っている人はすでに困っているらしいが、その問題が今度はXPで起ころうとしている。メーカーがOSの切り替えをサポートしてくれればよいが、当然コストはかかるし、サポートが期待できない場合もある。
研究室にある古いWindowsの測定システムの一部は、LinuxのWine上で動かすことに成功して、現在は安定して満足している。幸運だったのは、それがシリアルポートしか使っていなかったからである。Wineのversionによっては動かなかったが、GPIBなどを使わなければいけない場合にはどうすれば良いのだろう。