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setup diary |
最近立ち上げている装置が、ようやく動き出そうとしている。今日は、実際の測定とほぼ同じセッティングで初めての運転。昨日中に、プログラムの変更は終え、今日は本試験といった感じ。
始めは比較的シンプルな装置だったが、今ではGPIB機器が14台ぐらい、GPIBにもNIのボードとプリンターポートでGPIBをエミュレートした二系統あり、GPIB機器としてはAVRで作った自作のGPIB機器もあり、モーターが7つぐらい、電磁バルブが三つぐらい、という自分でも全体を把握しているのかあやしいような装置になってきた。昨日はそれに録音プログラムも追加したし。
それにともなって、制御用のプログラムも複雑になってきている。そのプログラムは、GUIを必要とするので、Ruby/Tkで書いている。いろいろな装置に対して、一つのクラスを定義して、それをさらに別のクラスが呼び出すという感じになっているが、いくつものクラスがどう継っているのか、よく分からなくなってしまっている。クラスを書いてブラックボックス化すると、その下の階層のことを気にしないで良くなるので、詳しいことは忘れてしまう。しかし、本当にそのクラスの割り当てかたが最適なのは、疑問が残ることがある。
それはさておき、実験の方は、中盤で物理的な問題で失敗した。プログラムは素直にそれを実行してくれるが、実際のものは想定外のことが起きることが多く、プログラムよりも難しいのかも知れない。